近年、様々な災害があり防災グッズなどの需要も増えてきています。
停電時の電源確保とアウトドア(キャンプ)にも使えるだろうと思い、悩んだ末にとうとう購入しました!
色んなメーカーさんから多種多様の商品が発売されていますが、いくつかのメーカーに絞り比較検討しながらこの商品に決めました。
基本スペック
■本体容量:120,000mAh/400Wh
■入力:ACアダプター、カーチャージャー、ソーラーパネル(別売)
■出力:AC110V/50/60Hz変換可能(最大300W)
ジャンプスタート/12V600A(最大)
USB/5V/3.5A(最大)×4ポート
DC/12V/3A×2ポート
シガーライターソケット:12V/120W
『mAh』や『Wh』の意味
スマホやモバイルバッテリーなどの商品説明なんか見てると必ず『○○○mAh』との表記を見かけます。
その数値が大きければ大きいほど充電の容量が多いのはなんとなくわかります。
充電式の製品は全てこの『mAh( ミリアンペアアワー )』という単位が使われます。
これは『放電容量』を表す単位で1時間あたりに流すことのできる電流の容量(A)を意味します。
一方『Wh』ですが、まず『W(ワット)』について。
『W(ワット)』 とは電気製品が動くためのエネルギーの単位(電力)で電流(A)と電圧(V)の積で表します。
100Wの電球を1時間使うために必要な電力量を表すのが100Wh(ワットアワー)となるのです。
ポータブル電源を賢く使うために
一見『120000mAh』と数値だけ見ると、とてもたくさんの電気が使えるようにも取れますがこの表記で注意したいのが『リチウムイオンバッテリーの電圧3.7V』時の容量であってAC100V時の容量に換算するとたったの約4.4Aしかありません。。。
ややこしいのですが一般家庭用の電気製品を使う場合は注意が必要です。
例えばAC100Vの消費電力40Wの電気毛布を使うにあたり何時間稼動するかを計算してみると
1時間稼動するのに40Whの電力量が必要です。
100V×0.4A=40W となりますから1時間当たり0.4A消費していきます。
4.4A÷0.4A=11
なので理論上11時間稼動する計算です。
あくまで参考としての数値ですが使いたい機器の消費電力から計算しながらどのくらいもつのか把握しとくといざという時に役に立ちます。
それともう1つ。
アウトドアなどで使用する際に大切なことが。。。
『リチウムイオンバッテリーは寒さに弱い』
環境温度が低くなるにつれ放電容量が少なくなるという温度特性を持っていますので気が付いたら空っぽになっていることも。。。
前回行ったキャンプで正にこれが発生して満充電で持っていったのに全く使い物になりませんでした。
しかしこの事を知っていれば対策はあります。
それはズバリ
『保温』
です。
このバッテリーごと保温バッグなどに入れタオルで包んだ湯たんぽを一緒に入れておくと1泊~2泊くらいは使えるほどになります。
夏は問題なく使えますが冬の寒い時期はこういった工夫でじゅうぶん使えますので是非お試しください。
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