ナイツ・ウォッチ〔冥夜の守人〕とは?
ナイツ・ウォッチ〔冥夜の守人〕はこの物語には欠かせない存在。
スターク家の先祖ブランドン王によって約8000年前に建設された巨大な壁の向こうにある脅威〔ホワイト・ウォーカーや野人〕から人々を守る者たちのこと。通称『鴉(カラス)』。
“闇濃くなりし今 我が見張りが始まる 我が死まで終わることなし 我は妻を娶らず 土地を持たず 子を作らず 冠をかぶらず 栄光を得ず 自らの持ち場で生き そして死ぬ 我は暗闇に生きる剣士なり 我は壁の見張り人なり 我は人々の領土を守り抜く盾なり 命と名誉にかけ ナイツウォッチに尽くす この夜とすべての夜のために”
このナイツ・ウォッチの誓いをたて,破ることは死罪に値する。
しかし近年は志願者が少なく王国からの追放者や罪人からなる弱りきった軍団に成り下がってしまっている。壁に沿って19の城があるが今は<黒の城><東方の監視所><影の塔>の3つにしか守備隊がいない。人手不足が深刻です。。。
ナイツ・ウォッチ〔冥夜の守人〕に入ると役割が与えられ任務を遂行しなければならないようで以下の3つに振り分けられる。
レンジャー・・・壁の向こう側の偵察など。
スチュワード・・・掃除や料理などの雑事。
ビルダー・・・武器を作ったり,壁の修繕や建設。
壁の向こうには極寒の地が広がり『野人』(人間であるが壁より北に住む者たちの総称)や『ホワイトウォーカー』(これについては後に記事にします)たちが住んでいて『野人』は壁を襲撃し通り抜けようとするため,それを死守するのが主な任務である。
この北の脅威こそが物語の後半(特に第6章以降)に最重要になってくるのでおさえておきたいところです。
おそらくナイツ・ウォッチ〔冥夜の守人〕は,この物語の中で1,2位を争う人気があるのではないでしょうか♪
ナイツ・ウォッチ
ジョン・スノウ(キット・ハリントン)
エダード・スタークの落とし子。剣の腕前はずば抜けており叔父のベンジェン・スタークに憧れ加入した。レンジャー志望であったがアリザー・ソーンの反感を買い,総帥のスチュワードに任命される。
ベンジェン・スターク(ジョゼフ・マウル)
エダード・スタークの末弟でレンジャーに所属。
壁の北の偵察に出たまま行方不明に。。。
ジオー・モーモント(ジェームズ・コスモ)
ナイツ・ウォッチの総帥。ジョンの良き理解者。
ジョラー・モーモントの父。
サムウェル・ターリー〔サム〕(ジョン・ブラッドリー)
ホーンヒル城のターリー家の出身。太っていて弱虫だったため騎士になれず父親から疎まれ、ナイツ・ウォッチに送られた。ジョンの親友。
アリザー・ソーン(オーウェン・ティール)
剣術指南役。ローバート王の反乱の際『ターガリエン家』に就き敗戦後処刑を免れナイツ・ウォッチに送られた。
メイスター・エイモン(ピーター・ヴォーン)
盲目のメイスター(学匠)。
デナーリス・ターガリエンの曾祖伯父(曾祖父の兄)。
ヨーレン(フランシス・マギー)
ナイツ・ウォッチの新兵募集係。
キングズ・ランディングでのエダード・スタークの処刑に居合わせアリア・スタークの逃亡の手助けをする。
ジャノス・スリント(ドミニク・カーター)
アリザー・ソーンの腰巾着。
金マントと呼ばれる『王都の守人(シティ・ウォッチ』の元隊長でピーター・ベイリッシュと共にエダード・スタークを裏切った。ロバート王の落とし子殺しの先頭に立ち,母親から赤ん坊を奪い殺害した罪でティリオン・ラニスターにより壁送りとなった。
エド(ベン・クロンプトン)
古参のメンバー。ジョンの友人となる。
グレン(マーク・スタンリー)
農場育ちでジョンの友人となる。
ピップ(ジョセフ・アルティン)
元吟遊詩人。ジョンの友人となる。
ラスト(不明)
強姦の罪で壁送りに。後の反乱者。
ナイツ・ウォッチ〔冥夜の守人〕の存在は『ゲーム・オブ・スローンズ』において極めて重要で,特にジョンとサムは要チェック!
壁の北に在る脅威については別の記事にて♪
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