今回ご紹介するのは『プルージック』というロープの結び方です♪
以前書いた記事『トラッカーズヒッチ』でご紹介した『滑車の原理』がもっと手軽にできるようになります♪
ロープをテンションかけて張る際に『カラビナ』と『ロープスリング』がある時は『ガルダーヒッチ』と『プルージック』の組み合わせで少ない力で思いっきりテンションかけてピンっとロープが張れますので是非マスターしてみてください。
プルージックとは?
プルージックとはいくつかある『フリクションノット』の基本形です。
摩擦(フィリクション)を使ってロープを固定する結び方なのですが、主に登山などで滑落を防止するためにガイドロープに対してフリクションノットを使いカラビナで自身の体を繋げます。
結び目を持って動かせばかんたんに移動できますがテンションがかかると固定されるのでとても便利です。
今回はこれを使って弱い力でもハンモックが張れるようにするための『プルージック』を見ていきましょう♪
プルージックのやり方を解説
必要なモノは
・8~10mmのロープ
・5mmほどのロープスリング
これだけあれば練習できるでしょう♪
このプルージックに使うロープスリングの作り方については以前の記事
【トラッカーズヒッチ】コレだけは覚えたい!キャンプで役立つロープの結び方 Vol.4
コチラで紹介してますので合わせて読んでいただくとわかりやすいと思います♪
まずはメインロープを張ります。
画像ではわかりやすくするためにガルダーヒッチと組み合わせた倍力システムでやっています。
張ったメインロープにスリングを巻き付けていきます。目安としては3回転程。
下になっている結び目の方を巻き付けています♪


巻き付けていく際に輪っかが内側に配列されるように意識して巻くときれいにフリクションがかかります。


3回転巻きましたら下になっている結び目側を上の輪っかに通します。

形を整えながら引き絞ると完成です♪

このフリクションを利用する倍力システムでロープを張るには上で作ったプルージックにカラビナを掛けます。

青い方のカラビナは無くてもいいですがつけた方が摩擦が少なくてより少ない力で引くことができます。

このやり方を理解すればびっくりするくらいスルスルとロープが引けますのでとても楽です♪
キャンプに行くと毎回このやり方でハンモック設営してます。
30kgある息子を乗せたままロープを引いて高さを調節するのですが片手で余裕です♪
是非お試し頂けたらなと思います☆
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